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「あやもよう」から知る遠方の孫の成長

「あやもよう」から知る遠方の孫の成長

「これは本当に考えさせられる雑誌ですよ」と一読を勧めてくれたのは私の妻だった。
彼女がこの本を読むようになったきっかけは、以前からCLCAの行事に時折出入りしていた私たちの孫とその母親の紹介による。

彼らが神奈川県から時折報告してくれる彼らの日常に、合宿とか、はじめ塾とか田植えなどの言葉が出没するようになってずいぶんになるが、ある時期から機関誌の「あやもよう」が我が家の机に置かれるようになった。妻が購読するようになったからである。

手にすると半日で読んでしまうほどの小冊子でしかないが、それから与えられる刺激は常に深くて味わいがある。私は読んでいる間、様々なことを考え、読み終えた後もしばらくは考え込む。
いつの号にも、「人の生き方」を真っ向から問うというか、探究するというか、ゆらぎのない態度を感じてしまう。長寿時代とはいえ、喜寿に至ったわが身では、これから開拓していく人生を論じる暇はなく、「見事な幕引き」のつじつま合わせの時間であるはずなのに、「あやもよう」はいつもこれからの発展的人生に思いを馳せさせるのである。

今日も、鮮やかなモミジの若葉の下で、「あやもよう」を読み終えた私には、なぜかもう一度生きようとする力のみなぎりが訪れる。「そうだったのか。」と今の私はよくわかる気がする。
「それなら今からもう一度」。
私は4月号を読んだ後、そんな気持ちになっている。

蛇足かもしれないが、令和2年の5月号に次の言葉がある。
「自立は、しなければならないことを実行したうえに成立する。」その真実さが今やっとわかるのなら、年齢にかかわらず、やり直そう、そういうことを思わせるのが我が家の「あやもよう」である。

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