【野焼き合宿】活動レポート
🔥今回は11月3日~11月5日に実施した野焼き合宿の活動レポートです🔥
市間寮で5年ぶりの野焼き体験、土器作り合宿を開催しました。今回は柴田貴澄さんの初めての指導で、ほぼ初めて市間寮の野焼きに参加する人達での野焼きとなりました。
実際に体験しなければわからない圧倒的な炎を肌で感じ、更にみんなで力を合わせて木をくべることでその炎を何度も立ち上げる経験をしました。そして、その焚き上げのために希望者は前日の晩は寝ずの番をして火を焚き続けました。焚き上げ以外の工程を含めると丸々48時間、みんなが全力で気の行き届いた取り組みをし、更に楽しさも加えて行った結果、ほぼ100%の土器が見事焼き上がりました。土器ができたことだけでなく、全力で気を行き届かせて、更に連続で取り組む呼吸を子ども達が体験できたことは本当にありがたかったです。
また、貴澄さんのお父様、雅章さんによる中国茶岩茶と奥様千波さんのスウィーツでのティータイムや親子お二人の器の展示販売などもあり、あっという間の2泊3日の合宿となりました。ゲストの柴田さんご家族、参加者の皆さん、ありがとうございました。
ここからは子どもたちの感想と、活動の様子を写真でご紹介します。
今回の合宿で、柴田さんのお話を聞いて、今の時代はAIや「楽」を求めて社会が変わってきていると感じる。そのため、「自分で作り出す」「その美しさを感じとる」ことが大切なのかと思った。
また、「作り出す」ということがこんなに楽しいことだということを実感できた。なにかすごく楽しく喜びがすごくある合宿だった。
炎のエネルギー、暑さ、偉大さ、そしてあんなに熱くなっても燃えない木の葉。ものすごいエネルギーを感じ続けた3日間だった。
土器作りは自分が触れれば触れるほどなんか自由になれる気がしてもっともっと作りたくなった。
柴田さんのビデオ(※)を見て思ったことはめちゃくちゃ大変そうだなと思った。1個1個めちゃくちゃ手間がかかってるから成功した時に達成感はすごいんだなと思う。
※柴田さんが京都丹波で行っている制作の過程を動画で見せていただきました。
動画では最近の陶芸家はガスや電気などをつかってお皿をつくっているけど柴田さんは一から全部やって器をつくっているということを知ることができたし、合宿をやっていて、昔の人もこんなふうにつくっていたんだということを考えたらすごいなと思いました。わたしもきかいがあればたんばにいって一緒にお皿をつくってみたいです。
1つ作るとどんどん作りたい欲が止まらなくて満足するまでいっぱい作ってしまいました。火の番を1日中寝ずにしていたのですが、途中とても眠くなってしまいどうしようと思ってしまった時もあったけど、「みんなの作品を良い物にするための工程だ!」と思った瞬間すごいやる気もでてきたし、とても楽しく夜を過ごすことができました。
初めてのよふかしでまきをおいたりいろいろなたいけんができて、うれしかったし、楽しかった。
社会の授業で縄文土器を習ったが、どのように作るのだろうと思っていたが、今回の野焼きで縄文土器の作り方が分かった気がする。
11月4日から地面をあっためるために火をつけました。寒くて丁度いいと思っていたけど、11月5日は火がどんどん熱くなり、寒いと思っていたのがちょー熱くて服がもえないか心配でしたがこういう経験も大事だなと思いました。いい思い出になりました。
しばたさんたちは土きをつくるために一からねん土をつくったり、おさらの形をつくったり、やくときの火のかげんをちょうせつしたりして、大へんだなと思いました。やってみたときにかたちをつくるのがむずかしくて、あれほどきれいにおさらなどをつくれるしょくにんさんはすごいなとしょくにんのうでにかんしんしました。
夜に火をもした時は、火のこがまるでおどっているようできれいでした。
また野やきをやりたいです。
最後動画を見た時は、すごい、苦労して、力作業も2人で協力していてすごくいいものを見た気がします。私も丹波の方へお手伝い?体験?にいってみたいです。苦労しながらも楽しく作業していて、いいなと思いました。
特に、お皿作りが楽しかったです。初めての体験だったので、上手くできるか不安だったけど、みんなに教えてもらいながら作り、完成させられました。他の人の作品で、ふえや置物、はにわなど、見ていて楽しい作品がたくさんありました。
ご感想を寄せていただいたみなさん、ありがとうございました!
今後のイベントでまたお会いしましょう(^^)/